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yoshi's blog

最近、映画館に行くのにはまってます。

LaLaLandにおける結婚とは

※現在公開中のLa La Landネタバレ含みます。

 

この映画を一緒に観た人に言われた。

●"夢"と"恋"の二つをテーマにした作品として"夢"には共感する部分があり泣けたが"恋"に関しては気に食わなかった。

●切なさ優先の、もう叶わない"恋"という形にしたいが為にミアを結婚させたのではないか。なぜそれはセブではいけなかったのか。

●ミアの女優業は軌道に乗ったばかりで、まだまだ仕事に生きさせてほしかった。

●作中"ジャズ界の革命"というエピソードがあり、これはこの作品の"恋愛映画の革命"を意識したものだと思って観ていたが、結局古くからある女は結婚という形で終わって残念だ。

 

この疑問や意見に自分なりに答えを見つけようとしたのがこの記事である。

 

***

  

‪夢を叶えようが諦めようが人は大人になる。

ミアが序盤で「私達ももう大人にならないと」って言ってるから彼女の自己申告によると夢を追ってる過程のセブもミアも今は子供で、その後ふたりはそれぞれ夢を叶えて行くわけだけど、夢を叶えて女優になったミアは大人になって、大人になったからこそ子供が生まれた。ラストのミアのシーンは結婚というより子供というのが重要キーワードだったんじゃないかと言うのが私の意見だ。‬


‪作中描書かれていることの全て意味があるものだと思う。逆に言うと書かれなかったのは意味がないからだ。

「ママお絵かき大好き。手伝わせて」「シッターさんと仲良くね」

と子供と触れ合うシーンは多々あり、家に戻って真っ先に駆け寄ったのも子供。

確かに夫婦で出かけるのがメインのシナリオだけど結婚式のシーンも写真もない。

 

何が言いたいかってミア(女)は結婚したっていう結婚というワードに引っかかりを覚えすぎじゃないかな。

 

もしもの世界でセブとミアは結婚して子供が生まれた。なんなら子供を身ごもったシーンもある。多分セブは二人でならゆっくりと大人になっていけたっていうことじゃないだろうか。‬
‪ミア一人でも大人になれるけどセブは二人じゃなきゃ子供のままなんだ。それが悪いのか分かんないけど。‬


‪ミアはずっと大人にになる事を意識してた。その立ち回りを女に任せたことも引っかかりを覚えるかもしれないけど、この映画は"男"と"女"というより、夢を叶えて"大人"になった子と夢を追い続ける"子供"の話なんじゃないだろうか。

そもそもミアは大人にならなきゃと考えてる時点でもう子供ではないのだと思う。
‪ラストでセブを振り返って笑うシーン。恋愛絡みの未練とかどうこうじゃなくてミアにとっては子供の頃の思い出を懐かしむだけのものなんだよ。‬

 

‪また*女の子が夢の国(ララランド)から出て行きましたね(・ω・`)あちゃー‬
*‪ヒント:ナルニア国物語

‪でも大人にになる事が悪い事って訳じゃないし、多分、ほっとけばいつまででも子供なセブ(男)を大人にする事が出来るのはミア(女)だけって意味もあるかもしれない。

 

とりあえず

LaLaLandにおける結婚とは、大人になったという象徴じゃないだろうか。

という話でした。

 

‪でも分かんないんだよなー。‬
‪子供もステキだし大人も悪くない気がする。‬
‪大人になる事はアンハッピーエンドなんでしょうかね。‬

 

HiGH&LOW THE RED RAIN ネタバレ感想

 

既に鑑賞済みの方向けのネタバレ感想です。

先に軽い自己紹介をしておくと、HiGH&LOW THE MOVIE には通常上映4回、応援上映1回、HiGH&LOW THE LIVE FINEL に参加した程度のHiGH人です。好きなものが増えるって幸せ。

 


本作はHiGH&LOWのスピンオフという事で、メインであるSWORD地区の抗争から話は逸れ、伝説の存在であり、謎の残る雨宮兄弟による長男を探す絆の物語である。


冒頭から華麗なバイクアクション、ハデな爆発。ハイローだ!!
バイクを降りたらネオンがお洒落なビル内で戦闘。ハイローだ!!!!
ビルを登って辿り着いた先に、尊龍の後ろ姿。両脇の柱に描かれたハイレベルなウォールアート。ハイローだ!!!!!!!!
「兄貴」と呼びかける広斗の顔は穏やかである。家族しかいない場所では広斗はよく笑う。
開始数分で既にチケット代の元は取れた気がする。

クールだが熱い台詞を吐く長男とそれを弄る次男に戯れる三男。いつも通りの仕事終わりのはずなのに、長男・尊龍から不穏な空気を感じる雅貴の視点で本筋に入っていく。

 

雨宮兄弟の住居(めちゃくちゃお洒落)でカジノ法案、SWORD地区の再開発、湾岸地区で行われた大規模抗争のニュースが流れる。客観的にみるSWORD地区はただただ治安の悪い地域であり、スピンオフだからこその主人公補正のないSWORD地区が見れて面白い。
牧野一家が行方不明というニュースをBGMに雨宮兄弟の可愛いやりとりがまた見られる。
「広斗くん、お兄ちゃんを無視するな!」かわいい。
ニュースの内容が伏線なんて事がたまにあるから一応真面目に聞いておいたけどハイローに関しては当て嵌まらない気もする。

 

明日が両親の命日という事もあり幼少期の頃を雅貴は思い出す。ここのBGMすごく好き。オルゴールみたいなやつ。相変わらずハイローは背景と音楽がとてつもなく良いなと実感させられるシーンである。
翌日の両親の墓参りをする雨宮兄弟の衣装は黒スーツにサングラス。
ここも私のハイロー大好きポイントである。
これカッコイイの?面白くない??と私は思ってしまう言動にハイローが「サングラス墓参りはカッコイイんだ!!!」と力強く言ってくる。
……なんかカッコ良く見えてきた……。スキットルで墓に酒をかける………カッコいいじゃん…。
この最後まで突き通す事でなんだかんだ納得してしまうハイローの強いパワーが好きだ。

 

 

今回敵として立ちはだかるのは白いスーツをまとう上園会。白でもラスカルズと違って女に優しくない。
愛華を護るため、上園会との初めての対立である。雨宮兄弟は服を脱がすのがひたすら早い。何故か頷きながら観てしまった。雨宮兄弟の圧勝で戦闘は終わる。安心のカッコイイ喧嘩シーンである。

尊龍と暮らしていた愛華からの情報で尊龍は上園会に潜入していた事が分かる。ここでスモーキーが広斗にたいした情報を渡していない事も分かる。なんだよ、あんな意味深な顔しやがって。多分広斗もそう思ったに違いない。

 

しかし、なぜ尊龍は無名街を出入りしていたのだろう。
以下は私が考えた設定補完である。
成瀬宅に上園会の一員として行った際に、娘・愛華の存在を写真で気づいた尊龍はUSBを持って逃げたのは愛華だと察する。上園会に復讐したい尊龍としては上園会よりも早く愛華のUSBを手に入れたい。身元を隠すものがいくべき場所として無名街が考えられ、尊龍は無名街に向かい姿を隠した愛華の存在の確認をしていたのではないか。
以上。

 

しかし、この考えにも穴がある。SWORD外に住む一般家庭の女の子が無名街の存在を知ってると考える尊龍はアホだし、仮にもしこの世界で無名街が有名なら上園会の構成員も向かいそうなものだ。


(おそらく)ストーリーを重視した作品でこんなに鑑賞者をストーリーで悩ませていいのか。ザムービーで尊龍とスモーキーに関係があると分かった時は大変盛り上がった。しかし、関係性を重視するあまり設定が杜撰ではないか。一作目と違い、ストーリーのある今作はどうしても脚本にケチをつけたくなる。今回は勢いで誤魔化さないぞ。

 

 

リトルアジア地区にある教会のシーンでの尊龍が弱すぎる事も気になる。シーンは前後するが、上園の屋敷に乗り込んだ雅貴広斗が大人数の銃装備構成員に無傷の勝利を収めた。もっと強いと言われる尊龍なら教会に来た銃所持上園会相手でも一人でも勝てたのではないか。
むしろ銃を所持した大人数と対立すると分かっていたはずなのに何故防弾チョッキを着てこなかったんだ尊龍。
死ぬ気だったのか尊龍。
考えれば考えるほど謎は湧いてくる。

 

なぜ復讐を良しとしなかった尊龍が、自ら復讐を望むようになったのか。ここが語られる事のなかった本編最大の謎だと思う。
この謎は前作を何処と無く彷彿とさせる。
琥珀さんが仲間を傷つけるなんて事、絶対にするはずねぇ」
絶対とまで言われ信じられた男が前作ではラスボスとして立ちはだかった。
「絶対に復讐をするはず無いと思われていた尊龍」と「絶対に仲間を傷つけないと思われていた琥珀さん」
更に両者の共通点は作中「最強」キャラというところだ。その2人がそれぞれの作品で事件の首謀者として書かれる。


今後の話に繋がる伏線ならこの謎が本作で明かされなかったのは仕方ない事なのかもしれない。

 

ストーリーに関する疑問は今後HiGH&LOWを見続けて解決することを祈るしかない。

 


女の子キャラ大好きとして言いたい事がある。愛華は果たして必要があったのか、という事だ。
もちろん愛華ちゃんは可愛いし、広斗とな絡みなんて可愛さしかないし好きだ。
問題は愛華の存在の重要性だ。ぶっちゃけこっちもスモーキーと同じで対した情報を持ってない。USBを持って消えた尊龍の消息は雨宮兄弟と共に知ったレベルで、雨宮兄弟に尊龍の現住所を教えたらそこでフィードアウトしても本編通り雨宮兄弟はハッカー古野と出会い物語は無事に進む。なのに、山王まで付いてきてそれから置いてかれる。
愛華は最後のリトルアジア地区戦についてこなかったのだ。ヒロイン・愛華という事前説明はなんだったのだろう。

 

愛華の存在に重要さが出るとしたら尊龍にとって愛華が唯一無二の存在であった時だろう。尊龍と愛華が恋愛関係でなくとも尊龍が姿を消した一年前からほぼ行動を共にしていたなら今回の件は悲劇性が増すし雅貴を「連れて帰ってくるって言ったじゃん」と責めても問題はなかったと思う。

しかし愛華と尊龍の同居生活はたっの1週間。コミュ障オタクだからか、たかが1週間と思ってしまうのだ。恋も芽生える前だろう。とくに尊龍からしたら一定以上の感情もまだ湧いていないはずだ。
愛華は尊龍といい組み合わせなだけに勿体なさがある。 ヤンキーの友情恋愛の深め方がスピーディーなのかもしれないが。

 

レッレの元ネタはレオンであろう。ヒロイン・マチルダは殺された唯一の家族であった弟の仇を打ちのため自分を助けてくれた殺し屋・レオンと同居生活を始める。マチルダの物語が復讐の中にある物語なら愛華の物語は何であったのだろう。
ハイローの世界では基本的に女は戦えない。愛華はマチルダのように復讐相手を絶対殺すマンにはなれないし殺しの技を磨くという目的もなく存在していた。
ヒロインとしての物語がなかった愛華はヒロインになりきれなかったのではないだろうか。
戦いの物語で戦えないキャラを出すのは難しいし、せっかく登場したキャラに深みが出ないのか勿体無い。ハイローは無理に女の子キャラを出さなくても良いと思う。女子キャラはララやナオミといった今いるメンバーを上手く利用して無理せず活躍の場を用意して欲しい。
ハッカー古野の方は愛華よりもハイローの世界で活躍できそうなキャラだったので今後の登場も楽しみである。


エンディング、凄く可愛い。しかも、あのシーンは映画館を出る時は笑顔でいて欲しいという監督の優しさからと聞いて感謝しかない。ああいうアドリブ大好き。
ただ「ちょうだい」「嫌っす」みたいな掛け合いで広斗から敬語が出たのが残念だった。
LDHfamというよりHiGH&LOWオタクなもんで出来れば中の人じゃなくて雅貴と広斗が見たい。
エンディングシーンは面白くて長時間撮ったってお話されてたから、別シーンを利用できなかったかな。
映画館では夢を見ていたい。中の人とか考えたくない。キャラ崩壊は平気だけど素な中の人は見たくないって言う我儘です。雅貴と広斗が好きなんだ。ごめんね。

 

 

色々と苦言を述べたがハイローはひたすらに良い作画と最高の音楽とイケメンに狂喜乱舞する映画でもあるため、そのあたりの要素は相変わらず素晴らしくて、充分満足出来る内容だった。ホントに作画凄かったよ。

 

 

という事でHiGH&LOWの次作大期待かな!!!!!!